就学率
就学率(しゅうがくりつ)とは、ある母集団のうち何%が学校に就学しているかを表す指標である。一般的には、義務教育制度のある国家における、学齢人口の就学率のことを指していう。また、学齢期以降の人口についての在学統計にも、この語が用いられる。就学率はあくまで学籍の有無であって、出席率とは別であるため、就学率が高くても長期欠席が多い場合もある。類似の言葉として、「進学率」も参照。
就学率の計算には、基準となる就学年齢が必要である。日本のように標準的な在学年齢がほぼ固定している年齢主義の学校制度では、年齢と学校段階が対応しているため判断しやすいが、そうではない国では明確に年齢ごとに固まっているわけではないため、計算をする都合上、就学にあたっての公式な標準年齢があると仮定して就学率を算出する。これは、大学などの高等教育機関においても同じで、便宜的に「標準年齢」を定めて算出する場合がある。もちろんこれは便宜上のものであって、そう計算されているからといっても、その国では在学者の年齢が統一されているというわけではない。これは後述の「粗就学率」という概念自体が、「標準年齢ではない在学者がいる」ということが前提の概念であることからも理解できる。
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ある学校段階について、その学校段階の公式標準就学年齢人口と、指定学校へのその年齢の就学者との比率は純就学率と呼ばれる。その学校段階の公式標準就学年齢人口と、指定学校への全就学者との比率は粗就学率または総就学率と呼ばれる。